身近なリストラ

なんと。他人事みたいに思ってたリストラがかなり近いところであった。
世に言うリストラ即ち依頼退職あるいは首切りではなく、本来の意味であろうRe-structuringつまり再構築というか再配置。ここんとこの布教で、じゃなかった、不況でやや余り気味の人員を新しいポジションに移すという。新しいポジションは確かに「今」必要な機能であろうけれど、これが恒久的に何か生産するのかというと…うーん。

人員の再配置で困るのは、出て行く人もそうだろうけど、出て行って残った人。その人の仕事の分まで誰かがやらねばならん。

で、そういう人事的なことを決めているのは人事部ではなく、所属課長ではなく、もうちょい上の人であることが多い。人事部はインフラみたいなもの。手続きをとるだけ。近い上司は通達するという損な役回り。恨みたければその上…部長とか室長とか本部長とか?? ではその人達が現場を知っているのかどうなのか。

再構築、再配置。あるいは事業仕分けなんかもそうだけど、現場で働いているのにいきなり上から指令がーってのは混乱を招く。幸い、身近でそういう話があったところで混乱は生じてないようだけど、しかし人事制度ってなかなか本人の思惑通りにならないから困ったもんだ。