(参考情報)Ninja1000/ABS 2012年カラーは緑と黒。赤は無し?

ご無沙汰。前に書いたのが4月だから3ヶ月も放ったらかしにしてた。その間、GWに四国2泊3日タンデムツーリング行ったり、呉まで日帰り珈琲調達ツーリングやったり、相変わらず呑吐ダムや六甲山を流したり、Ninja1000は快調そのもの。
そして今週末から1週間ほど北海道ツーリングにいってくる。キャンプ道具抱えて。そのツーリングレポートはやる気があれば書きますよ、と。

さて、Ninja 1000 (欧州仕様Z1000 SX)の2012年カラーが発表されたようだ。毎度のことながら、新モデルの次の年や大きな変更の次の年は色変更のみで、スペック等に変更は無い模様。


まず緑。
2011年はこちら。
http://www.bikebros.co.jp/news/files/z1000sx_01b.jpg

これが2012年だとこうなる。
http://www.bright.ne.jp/lineup/ninja1000/imge/ninja1000_2012_gr800.jpg

ま、好みですね。
続いて黒。
2011年モデルは欧州仕様だけに設定されてた。
http://free-motorcycle-wallpapers.com/wp-content/uploads/2010/12/2011-Kawasaki-Ninja-1000-Black-Series.jpg

2012年モデルはアジア仕様にも黒があるらしい。
http://www.bright.ne.jp/lineup/ninja1000/imge/ninja1000_2012_bk800.jpg

最後に赤。ワタクシ、ダチョウライダーが乗ってる赤はどうなったかというと…
無し。

乗ってる身としては、初回限定カラーだぜヘッヘー!な気分もありつつ、何でないんじゃー?という気分もありつつ複雑ではある。

くれぐれも、オフィシャル未発表でニュースサイトはページ削除されてるから、変更の可能性があるので注意。正式に発表されたら、また紹介します。

Ninja1000 2000kmインプレッション

2000kmを超えたらここまでのレビューを書こうと思ったけど、いつしか2200km程度まで距離を伸ばしてる我が3代目愛車。慣らしが終わって、良いところ悪いところが見えてきたので包み隠さず書きなぐってみたいと思う。

燃費

まず、燃費。こちらをごらん下さい。

納車以来、DriveMate Fuel for iPhoneで記録を取り続けてる。
Max 20.29km/L: まだ慣らし運転中の頃。高速道路を4000rpm固定(約90km/h)で走り続けた時が最も燃費がヨカッタ。
Min 14.03km/L: 街乗り(一部、大渋滞に捕まる)でタンデムした時。

燃費の前提となる乗り方としては、高速ツーリングに峠に街乗りに、あまり偏りなくバランス良く乗ってると思う。そんなに回さないし、飛ばし過ぎない。もっとも、高速道路では気付いたらいつの間にか1...以下自粛。

これまで行った最も遠いところは呉。昴珈琲呉本店でRIDEコラボ第2弾やってるから日帰りで行ってみた。神戸から往復644km。
一方、峠は近場の走り処、六甲山。4回ほど行ってきて、西から上がって表から下るコースが1回と、表六甲から上がって西六甲へ下るコースが3回ほど。一気に上って爽やかに下る表→西コースが良い。練習にもなる。

ギアチェンジの癖

納車直後に感じたギアを変えるときの癖。何のことはない、慣らしが終わる頃にはスムーズになった。慣らしってのはエンジンだけじゃなくて、ギアも慣れていくんだなあ。

荷物が積めない

前車ZRX1100と比べるのはあまりにも可哀想だけど、やっぱり荷物が積めない。タンデムするともうアウト。4月12日現在、純正トップケースはブラケットの不具合による納期遅延のため、5月中旬以降順次発売なんだそうな。これではGWに間に合わない。そこでDegnarのサイドバッグを手に入れたんだが…
こんな感じになる。

ちょっと寄ってみる。

ウィンカーに干渉して取り付けた状態ではタンデムできない。

また、ちょっと前のめりで不格好な配置にorz

ちなみにこのバッグ、「ウィンカーに干渉しにくいデザイン」を謳ってるけど、全ての車両で干渉しないわけではないので要注意。で、どうするかと言うと、TRICK STARから予約受付中のフェンダーレスキットで引っ込める作戦を検討してる。フェンダーレスキットはクレバーウルフからも出てたり、Z1000用のものが流用できたりするようだけど、写真で見る限りトリックスターが最も引っ込んでる気がする。ちょうど、フェンダーレス化を考えてたところだったので、駄目元だがやってみる。

乗り味

至ってスムース。よく走る。よく曲がる。加速力も十二分にある。もう乗り味については文句無いし、人によって好みが左右される部分が大きいから多くは語らない。

可変スクリーンの効果、アップハンドルの余裕はあるか

たぶん、ある。
スクリーンについては、一番高い位置はあまりカッコよくないのでツーリング帰りの高速道路でしか使わない。高速道路ではほとんど中段。それ以外は常に下段。さすがに肩のあたりの風まで防いではくれないけど、ヘルメットに受ける風を喰らわないだけで帰ってきたときの疲労度が違う。
それよりも「このバイク、長距離でも楽だ!」と思ってるポイントはライディングポジション。低く攻撃的なカウルに反して、ハンドルの位置が近い。肩肘張らず、目を逆三角形にすることなく、笑顔で颯爽と駆け抜けられる。それでいてそこそこ速い。まだあんまり飛ばしてないけど。

まとめ〜ハイスピードツアラーたりえるか

以上、思いついたままに書き連ねてみた。このGWには四国ツーリングを予定してる。ツアラーとして使えるか、というツーリングライダー的観点からいうと積載性はイマイチだが、楽なポジションと軽やかな旋回性から、高速道路でも峠でも楽しめるバイクなんじゃないかと思う。べたべたに褒めてますよ。ええ。それだけ楽しいバイクだ。

今月の月刊オートバイに載りました!

このblogを見てくださった月刊オートバイの編集の方から直々に、Ninja1000のインプレ/アンケート/写真提供の話がありまして、ここぞとばかりにNinja1000をべた褒めしたダチョウライダーですこんばんは。

4月号の月刊オートバイに、私のインプレとかETCの搭載要領が載っている模様。今号誌はアンケートに回答したお礼ということで、届けてくれるらしい…が、未だ手元には届いていないので、どういうインプレが載っているかまだよく分かっていません。

購入に際し、前車(ZRX1100 '98国内仕様ライムグリーン)を手放してまで買った動機や燃費、そしてETCの取り付けとか800kmくらい走った感じの印象について応えたつもり。さてさてどんな感じに載ってるんでしょうか??

燃費近況

渋滞に捕まると極端に悪くなることがわかった。
現在、平均15.95km/L。
Max. 20.29km/L, Min. 14.03km/L。

アルファベットの書き方を嗤う件で、思いついたことを箇条書き

ある大学のシラバスの話題でネット論壇(笑)が賑わっている。はじめは「大学生にもなってアルファベットの書き方なんか習うのかよプギャー」だったのが、だんだんと「教育システムから落ちこぼれた者を救済する再教育機関として、学府というプライドを捨ててまで対応しているんだから嗤うなコラ」という擁護意見もでてきた。

いろいろ思うことあるけれど、とりあえず眠たいので思いついたままに箇条書きしておく。

  • 高卒で働ける口が少ない
  • 特にクリエイティブな仕事ってほとんどないのでは? 生産現場での仕事ばかりに見える
  • 学歴社会じゃなくて大学名社会。新卒なんて腐るほどいるんだし、ほにゃらら大学大学院修了よりも京都大学工学部卒業の方が魅力的に映る。
  • 専門教育を受けてきた学生を「一から叩き直す」「教育しなおす」「専門的な知識は会社に入ってから身に付けることができます」って何かおかしい
  • 生産職の方々は、僕ら事技職をどう見ているんだろう。高卒で就職した人と、大学院卒の僕で、同じ年齢(しかも社会人歴は彼の方が数年先輩)なのに給与は僕の方が多い。と思う。ブルーカラーとホワイトカラーは給与体系が違う。
  • マンモス大学に一言いいたい。ネームバリューを下げるな。
  • でもマンモス大学の行為は大学経営からすると正しいとも言える。
  • 幸福の最大化。誰が幸せになるのか。大学経営者? 学生はどうか? 本当に学費を吸い取られるだけの存在なのか? …俺は楽しかったZE
  • 自由の尊重。「正義」とは…マイケル・サンデル
  • 企業が求める人材像を供給する大学。失敗は許されない、新卒絶対主義。
  • 新卒に拘らなくなって、留学生でも対等に採用する…採用できたとして、その企業色に染めることができるのか。染めることをしなくなったのか。独自色って何?


明日か明後日にでも文章にまとめる(かも)

Ninja1000の燃費と航続距離(給油2回目暫定値)

納車2週目

ようやくオドメータは380kmまで刻んだ。180kmほど走って、燃料計のインジケータが半分くらいになっていたので、納車後2度目の給油をした。ようやく燃費が計算できる。

但し、まだ2度目の給油であり、納車直後は燃費が悪かったりするので、あくまで暫定値。統計的な見地は全くないのでその点ご了承ください。何ヶ月かしたら燃費の話題でまたここに書くと思う。

まずは手っ取り早く、データから

  • Odometer: 184km(前回給油から183km走行)
  • 給油量: 11.76L
  • 単価: 148円 (じわりじわりと値上がりしてますね。ハイオク仕様は懐に厳しい)

以上より、燃費は以下の通り。litterの表記は小文字の「l」だけど見辛いので意図的に「L」としている。

  • 15.47km/L
  • 6.46L/100km
  • 9.46円/km

低燃費を謳ったバイクじゃないし格別良くも悪くもないという印象。そもそもハイパフォーマンスネイキッドをベースとしているから燃費の位置づけはそんなに重要でないかもしれない。

燃費の単位

上記、燃費を表すのに3つの単位を用いた。ひとつは日本でよく用いられる「km/L」。アメリカでもこの考え方、つまり単位燃料あたりに走る距離で表現される。向こうじゃmile/gallonなだけである。速度もkm/hではなくmph(マイル毎時)。以下、和式と呼ぶ。

二つ目に出したのは欧州各国で用いられているという、単位距離あたり消費する燃料。でもL/kmだと値が小さすぎるから分母を大きくして、100kmあたり消費するガソリンにしている。パーセンテージみたいなもんか。0.05倍というより5%という方が直感的にわかるもんね。以下、洋式と呼ぶ。アメリカは和式だけど。

和式の場合、値が大きいほど低燃費。「たくさん走れる」という考え方。
一方、洋式の場合は値が小さいほど低燃費。「少ない燃料」という考え方。
実に興味深い! 走ることが第一義なのか、燃料消費を第一なのかという考え方の違いが単位に現れてる。汎用性という点では、和式はタンク容積をかけ算するだけで航続距離が求められる。洋式でも出来なくはないが、割り算より掛け算が考えやすい。引き算よりもたし算、割り算よりもかけ算の方が好きだ。小学生の頃からだッ!

値が小さいほど「高」燃費ってのは、なんだか円高ドル安みたいな感じもする。値が小さいほど「低」燃費はまあその通り。

燃費、第三の単位

ところで、電車で行くのとバイク(あるいは車)で行くのとではどっちが安上がりかを計算するとき、だいたい有料道路の料金や所要時間は意識するけれど、燃料費まで考えている人はどれくらいいるだろうか。
例えば、神戸から北海道に行く場合、フェリーを使うのと大間崎まで自走して函館までの最短距離のみ船に乗る場合とではどちらが安いか。高速料金+フェリー運賃+走行距離分のガソリン代。その値差と時間に見合っているか。(でもバイクの上の時間や休憩中の見知らぬ人との歓談はプライスレスか)

そこで提唱する、というほどでもないが計算してみたのが単位距離あたりのガソリン代という単位。もちろん値が小さいほど「安い」「懐に優しい」。この単位のポイントは、バイクの燃費もさることながら、ガソリンの相場によって値が上下するのである。なので、燃料消費量の略である「燃費」ではなく、モロに「燃料にかける費用」が出てくる。如何ともし難い単位だったりする。

最後に、Ninja1000の航続距離

今回の給油では15.47km/L。Ninja1000のタンクは19L。これはZ1000より4Lもでかい。
15.47km/L * 19L = 293.93km
ツアラーを謳うなら、300kmは無給油で走り続けたいところなんだが…
航続距離300km走ってまだ20kmくらいいける…計320kmのためには16.84km/Lは必要。これを根拠に16〜17km/Lくらいはあったらいいなと思う。

始めの方でも書いた通り、まだ2回目の給油で計算したに過ぎない。慣らし運転で4000rpm以下までしか回してないし。乗り始めの燃費は悪い場合が多いし、まだ燃費を確定するには気が早すぎる。20km/Lは無いとしても、ツーリングに出れば17km/Lくらいはいってくれるんじゃないかなと期待しているのだ。