Ninja1000にETC車載キット(初期型)を移植する

Ninja 1000で検索してやってきた人や、Ninja1000関連のブログから飛んできた人が多くてびっくりしているダチョウライダーですこんばんは。
その簡易インプレはこちら→Ninja1000 納車 / 峠も遊べる大人の新快速スポーツツアラー / 簡易インプレッション - 只今道草中(再)

そこでちょっとだけ触れたけど、少々加筆修正したくなったETCについての話、そしてニンジャのシート下の積載性についての話題をまとめておこうと思う。高速道路はしばらく全線無料になんかならないだろうし、少なくとももう暫くは休日1000円が使えそうということで、現代の日本の道路事情においてETCはもはや必須アイテム。Ninja1000で初めて大型バイクに乗るとか、初めてETCをつける人は、もう少しすると専用車載キットが発売されるかもしれない…というソース不明の話も聞いたがさてどうだろう??

Ninja1000に乗り換えるという人の多くは既に前車にETC車載キットを付けていた人が多いと思う。僕もその一人。
ZRX1100はシート下のスペースが広く、本体は後ろ寄りの車載工具があった辺りに取り付けていた。広々としたスペースに置き場は困らなかったと思う(作業はバイク屋が正規にやった)。

ところがNinja1000は、Z1000よりはタンデムシート下の容量が大きくなっているとはいえ、初期型ETC車載キットをそのまま設置しようとしたら車載工具が邪魔になる。そこで、車載工具を取り外し、空いたスペースに本体を置くことにした。


こんな感じ。

今思えば、ど真ん中にずどーんではなく、どちらかに寄せていたらもうちょっと使い勝手が良かったかもしれない。

ところで僕は車載工具はどこにでもちゃんと持っていく派だ。自宅マンション駐輪場でのメンテではもっと使いやすい(といっても安物だが)の工具を使うけど、いざ外出先で、となるとやっぱりちょっと工具があると便利。という経験を北海道でしたことがあるからだ。もっとも、壊れたのは一緒に行った友人のバイクだったが。

なので、車載工具は「移設」する。その場所は…ライダーのシートの下、バッテリーがあるあたりだ。実はバッテリーとかヒューズBOXとかあるシート下にも、車載工具くらい余裕で置けるスペースがある。滅多に使わないが無いと困るかもしれないくらいの使用頻度であれば、少々取り辛い場所でも構わない。

ライダーシートを取り外すには、六角レンチ1本あればよい。
そこで上の写真にも写ってるけど、前シートを外すための六角レンチだけをマジックテープで固定する。上の写真にも写っている通り。これで車載工具を下ろさずに初期型ETC車載キット(ちなみに日本無線製)を搭載することができる。

アンテナはスクリーンの下、そしてインジケータは鍵穴前に付けてもらった。ZRX1200 DAEGのようにETCインジケータ用の穴があるわけではない。ハンドル周りの金具(ステー)は目立つしダサいが、これならそんなに違和感はない。

これからNinja1000を買おうとしている方、ご参考になれば。