冷蔵庫を買った話

昨日、新しい冷蔵庫が届いた。

妻と二人暮らしになって約1年半、家財道具は基本的に私が独身時代(学生時代含む)から使ってきたものを使い続けることにして、家電買うくらいなら挙式・新婚旅行費用にしようということで、特に大きな買い物はしなかった。そういえばエアコンも買ってない。扇風機とカーボンヒーター式電気ストーブならある。ホットカーペットはもらった。

独身時代から使っていた冷蔵庫は、一人暮らしを始めるから買ったんじゃなくて、ある方から使わなくなったので譲り受けたものだ。型番から調べると1997年製の125Lで、もうアフターサポートすらしていない。その冷蔵庫が、今夏の初めくらいからなかなか冷えなくなった。設定を限りなく最強に近い中強あたりにして何とか使っているが、電気代かかるんだろなという気はうすうす感付いている。それでいて、やっぱり二人分の食糧・常備品・缶ビールを置くには小さ過ぎる。

買うか。ということになった。
で、あれこれ調べてみたんだけども、いやあ訳分からんね。真空チルドとか切れちゃう瞬冷凍とかプラズマなんとかクラスターとか。前者二つはまだ良いとして、後者のなんとかイオンに至っては懐疑的(シャープの人ごめん)。それよりも自動製氷のラインが洗えるとか、物が収納しやすい/取り出しやすいかとか、そういう基本的な機能がしっかりしてて、なおかつイニシャルコスト/ランニングコストともに安い方が良いと思ってる。あと本体幅。ダイニングキッチンの冷蔵庫置き場は隣に食料棚を置いていることもあって、できれば600mm幅にしたい。650mmクラスならキッチン周りの配置を考え直す(置けなくはない)が、それより大きいものはパス。その他の付加機能は、場合によっては「コーヒー豆保存するから香りが逃げない真空チルドは必須」という人もいるだろうけど、今のところ私はそこまで求めてない。

あと、容積は400Lくらいかなー、と。各社Webサイトによると、概ね、

(使用人数+予備1)×70L + (常備品100〜150L)

が目安だそうな。仮に来年子供がひょっこりできたとしても、買い替えるであろう10年後は長女9歳(長男かもしれん)。まだ食べ盛りというほどでもなかろう。長女(だから長男かもしれんて)の次に2人目、3人目と日本の少子化対策に貢献することになったとしても、大人人数としてカウントするほどでも無かろう。ということで、

(3+1)×70L+(間をとって125L)=405L

をターゲットとする。

特にメーカーに拘りはない。最初はAQUA(ハイアール, 旧三洋電機)でもええやん、と思ってたが、家電量販店で店員さんにランニングコストの違いを指摘され、候補から外した。年間4000円の違いは大きい。国内他社はほぼ同一水準(あとでカタログを眺めてみたらPanasonicが他よりも省エネの模様)らしく、じゃあ国内資本国内メーカーで、ということになった。
そんなこんなで、日立のこれに決定。引き取り手数料・送料はタダにしてもらったのもありがたい。

125Lからいきなり415Lになったので、まだ冷蔵庫の中身はスッカラカン。だから使い勝手をあれこれ言うほど使ってないけれど、今のところ不満なし。真ん中に冷凍室があるので自動製氷ラインが短く、水洗い機能もある。棚やドアポケットの高さ変更にある程度のバリエーションがあるので、今後中身が増えてきたら便利かもしれない。