自宅練習用のアンプはどれが良いか

先週の話。すの子用ベースアンプを買いました。

いくらアンプにつながなくても生の音でも少しは鳴ってくれるとはいえ、やっぱりエレキギターやエレキベースたるものはアンプに繋いだ音を聴きながら練習する方が良い。弾けてるつもりでも、アンプからの音を聴いてみると、しっかり音が出ていなかったりピッキングにバラつきがあったりするのが分かるからだ。
住んでる部屋は結構遮音性の高いマンションで、すぐ近くに電車が走り、ちょっと行けば大きな国道がある立地の割りに、窓を締め切れば外の音は殆ど聞こえない。隣の部屋からの物音も聞こえたことがない。ということは非常識な時間帯・音量でなければ音を出してもよさそうな気がする。
繋ぐのが面倒で、ついつい生音のまま弾くこともよくあるが、時間があるときはPODxtにつないで、ヘッドホンで聴くかステレオコンポのAUX端子に繋いで音を出している。*1
家の中で楽器を演る人が一人であれば、それでよかった。しかし2人になると「音の出口」がもう一つ必要になる。
Let's 自宅セッション!


楽器を手にするのは音楽の授業以来というすの子がベースを始めたことで、ベースアンプを探すことになった。さてさて、どんなのが良いだろうか。
予算を増せば良いのが手に入るんだろうけど、スタックアンプを構えるほど部屋は広くないし、そんな音圧はいらない。探すにあたっての条件は次の通り。

  • 予算8000円: 2万円くらい注ぎ込めば選択肢の幅は広がるんだろうけど、ひとまず目安として。
  • 15W以上: 250ccのバイクで100km/h出すのと、1000ccのバイクで100km/h出すのとでは走りの余裕が違うのと同じようなもんだ。実売4~5千円で出力10W程度のアンプもあるが、候補から外した。ベースアンプなのに低音が出なくてどうする。
  • ベース入力以外に外部入力端子を備えること: PODをつないで1アンプ2楽器にしたいので。俺得。
  • 3-band EQ: イコライザは欲しい。安すぎるモデルだと無かったりHighとLowの2-bandだけだったりすることがある。音色の変化を知って、好みのセッティングを見つけやすくする練習にもなる。欲を言えばVolumeとは別に、独立したDriveとかGainもあれば尚良し…だが予算8000円のベースアンプでは難しいかな。

ところでギターアンプにも言えることだが、予算8000円だと音質はだいたい似たり寄ったりなのだ。それが有名メーカーであっても知らんところであっても似たり寄ったり。ぶっちゃけてしまえば8000円だったら「機能で選ぶ」、2万円なら「音の選択肢がでてくる(要試奏)」でいいんじゃないか。
そういうわけで、定価1万円ちょい、実売価格8000円程度のAshdown Tourbus 15にしましたよ。
Ashdown TourBus15

石橋楽器で6800円だった!

*1:安物のギターアンプは実家に置いてきた。いわゆるアンプシミュレータで音を作っている。最近のお気に入りはBrit J-800; Marshall JCM-800をモデリングしたものを歪ませ過ぎない程度にgainを調節して使ってる。