Lightroom 4 betaを試す / その1. マップ機能で写真撮った場所を思い出してにまにまする

AdobeのRAW現像・写真管理ソフト、Lightroomはプロからアマチュアまで幅広いデジタル一眼レフ愛好者に使われてるものでなんたらかんたら
Photoshop CS6が今年出るのに合わせてか、そのLightroomがメジャーバージョンアップするようだ。

Adobe Photoshop Lightroom 4 パブリックベータ - Adobe Photoshop Magazine

β版は旧バージョンのLightroomを持ってなくても無料で試せる。但し2012年3月末までの期限付き。4月以降はβ2になるのか、4.0正式リリースになるのかはまだ知らないけれど、近いうちにリリースされるんだろう。

現行のLightroom3のカタログ(現像データとか入ったファイル)が4βでそのまま引き継げれば便利なんだが…とTweetしたところ、こんなMentionが飛んできた。

パブリックベータの制限として、旧バージョンのカタログ引き継ぎができないそうだ。そういえばLR2からLR3に移行したときも、β版は引継ぎ不可→正式版ならOKだった気がするので、今回も同じか。正式リリースされるまでいろいろ試してみるくらいにしておいて、正式版が出たら移行すりゃいい。それに、公式には以下の注意書きがある。

Photoshop Lightroom 4 betaは、最終製品版の発売後、Photoshop Lightroom 4の製品版を使用する際には、事前にPhotoshop Lightroom 4 betaをアンインストールする必要があります。

これは4βのカタログも消した方がいいんじゃないかなと。

新機能あれこれ

主な新機能

シャドウとハイライトの復元
撮影時に取り込んだ暗く潰れたシャドウ部分や、白飛びしたハイライト部分も、写真全体に影響を与えることなく個別に補正でき、ディテールも鮮明な美しい写真に仕上げることができます。ライティングに厳しい環境でも、Lightroomで素晴らしい画像制作が可能です。
撮影した場所で写真を管理
写真を撮影場所ごとに簡単に整理・分類できます。新しい「マップ」モジュールでは、GPS対応のカメラで撮影した写真を、地図上のポイントから検索、表示することが可能。また、通常のカメラで撮影した写真に位置情報を埋め込んで、同様に管理することもできます。
そして、ビデオへ
写真の取り扱いと同じように、ビデオの編集や管理をすることができます。「ライブラリ」モジュールからファイルを選択し、写真同様のカラー編集がビデオに適用することができます。

待望のマッピング機能搭載。Apple ApertureやiPhotoでは写真にジオタグ(GPSタグ)があれば地図を表示して、どこで撮った写真かあとでにまにまできるようだけど、残念ながらLightroom3までは無かった。去年の6月にGPSロガーを買って以来、どこか遊びに行くときや出張なんかでは必ず持ち歩いて、自分が行った場所を記録してるんだけど、その記録・地図と写真がリンクするようになった。

マップパレット下部の「トラック」ボタンをクリックし、GPSロガーから取り出したトラックファイル(たとえば拡張子gpx)を読み込ませて、「いつ・どこにいたか」をLRに教える。そしてフィルムストリップで写真を選んで、タグ付け。あるいは、写真をドラッグして直接地図に落としても良いみたいだ。

GPSロガーと直接やりとりできたらもっと良いけど、やり方知らんだけかもしれんし、もうちょっと遊んでみたい。




続いてブック機能。これは次回