Ninja1000 2000kmインプレッション

2000kmを超えたらここまでのレビューを書こうと思ったけど、いつしか2200km程度まで距離を伸ばしてる我が3代目愛車。慣らしが終わって、良いところ悪いところが見えてきたので包み隠さず書きなぐってみたいと思う。

燃費

まず、燃費。こちらをごらん下さい。

納車以来、DriveMate Fuel for iPhoneで記録を取り続けてる。
Max 20.29km/L: まだ慣らし運転中の頃。高速道路を4000rpm固定(約90km/h)で走り続けた時が最も燃費がヨカッタ。
Min 14.03km/L: 街乗り(一部、大渋滞に捕まる)でタンデムした時。

燃費の前提となる乗り方としては、高速ツーリングに峠に街乗りに、あまり偏りなくバランス良く乗ってると思う。そんなに回さないし、飛ばし過ぎない。もっとも、高速道路では気付いたらいつの間にか1...以下自粛。

これまで行った最も遠いところは呉。昴珈琲呉本店でRIDEコラボ第2弾やってるから日帰りで行ってみた。神戸から往復644km。
一方、峠は近場の走り処、六甲山。4回ほど行ってきて、西から上がって表から下るコースが1回と、表六甲から上がって西六甲へ下るコースが3回ほど。一気に上って爽やかに下る表→西コースが良い。練習にもなる。

ギアチェンジの癖

納車直後に感じたギアを変えるときの癖。何のことはない、慣らしが終わる頃にはスムーズになった。慣らしってのはエンジンだけじゃなくて、ギアも慣れていくんだなあ。

荷物が積めない

前車ZRX1100と比べるのはあまりにも可哀想だけど、やっぱり荷物が積めない。タンデムするともうアウト。4月12日現在、純正トップケースはブラケットの不具合による納期遅延のため、5月中旬以降順次発売なんだそうな。これではGWに間に合わない。そこでDegnarのサイドバッグを手に入れたんだが…
こんな感じになる。

ちょっと寄ってみる。

ウィンカーに干渉して取り付けた状態ではタンデムできない。

また、ちょっと前のめりで不格好な配置にorz

ちなみにこのバッグ、「ウィンカーに干渉しにくいデザイン」を謳ってるけど、全ての車両で干渉しないわけではないので要注意。で、どうするかと言うと、TRICK STARから予約受付中のフェンダーレスキットで引っ込める作戦を検討してる。フェンダーレスキットはクレバーウルフからも出てたり、Z1000用のものが流用できたりするようだけど、写真で見る限りトリックスターが最も引っ込んでる気がする。ちょうど、フェンダーレス化を考えてたところだったので、駄目元だがやってみる。

乗り味

至ってスムース。よく走る。よく曲がる。加速力も十二分にある。もう乗り味については文句無いし、人によって好みが左右される部分が大きいから多くは語らない。

可変スクリーンの効果、アップハンドルの余裕はあるか

たぶん、ある。
スクリーンについては、一番高い位置はあまりカッコよくないのでツーリング帰りの高速道路でしか使わない。高速道路ではほとんど中段。それ以外は常に下段。さすがに肩のあたりの風まで防いではくれないけど、ヘルメットに受ける風を喰らわないだけで帰ってきたときの疲労度が違う。
それよりも「このバイク、長距離でも楽だ!」と思ってるポイントはライディングポジション。低く攻撃的なカウルに反して、ハンドルの位置が近い。肩肘張らず、目を逆三角形にすることなく、笑顔で颯爽と駆け抜けられる。それでいてそこそこ速い。まだあんまり飛ばしてないけど。

まとめ〜ハイスピードツアラーたりえるか

以上、思いついたままに書き連ねてみた。このGWには四国ツーリングを予定してる。ツアラーとして使えるか、というツーリングライダー的観点からいうと積載性はイマイチだが、楽なポジションと軽やかな旋回性から、高速道路でも峠でも楽しめるバイクなんじゃないかと思う。べたべたに褒めてますよ。ええ。それだけ楽しいバイクだ。