Ninja1000を予約したぜ!という話
ご無沙汰。ダチョウライダーです。
所持バイクについて検討に検討を重ねた結果、この度、5年弱ほど連れ添いました愛車ZRX1100を手放すことにした。そして先月発表されたコイツ…
(写真リンク元:BLIGHT)
Ninja 1000(海外では「Ninja One Thousand」と発音してたけど、日本ではニンジャせんだろうな)またの名をZ1000SXに乗り換えることにした。
問題は、乗り続けるか、乗り換えるかだ。
でもNinja1000が発表されなければそんな問題さえも出てこなかったと思う。それだけ衝撃的だった。こんなバイクに乗りたい、ZRX1100を手放してでも乗りたいと思えるバイク。競合他社には残念ながら「お!」というバイクが無いし、Kawasakiでも「いいなー」というものはあっても「乗り換えたい」に至るものは殆ど無かった。
そんな中で出てきたのがNinja1000。Z1000のツアラーモデルといったところだろうか。公式には「スーパースポーツ」とある。スーパーが付くかどうかはさておき、スポーツモデルであることは間違い無さそうだ。
とにかくワインディングの楽しさがちょっと分かったZRX1100からステップアップにも相応しい。そしてフルフェアリング(最近はフルカウルなんて言わないのかな)と手動3段調整可能なスクリーン。高速ツーリングが多い自分にとって、まさにうってつけのバイクだと思う。
衝撃を受けた、なんてオーバーな書き方だけど、まさに衝撃だった。でもバイクを乗り換える検討を本気でしたのはここ1週間程度だ。そう思えば、衝動買いというほどではないけれど、一気に話が纏まった感がある。
本日、予約した。
お世辞にもそんなに大きなバイク屋ではないが、アットホームな感じのショップがある。自宅からバイクで15分から20分ほどだろうか。
小さなバイク屋だからか、メーカーが価格をコントロールしているかは知らないが、あまり値引きは無かった。
で、見積額をざっと晒すと…
- 本体値引き無し:税抜き118万円(税込123万9000円)
- 税金等:2万4380円
- 重量税:6600円
- 自賠責(37ヶ月):17780円
- 諸費用:10万1000円(税込10万6050円)
- 検査登録手続代行:3万5000円
- 輸入車排ガス検査:2万5000円
- 逆輸入車梱包材処分:2万5000円 ←専用のコンテナに積み込まれて輸出入されるので、そいつを処分する費用
- 登録費:1万6000円
- 預かり法定費用:2000円
総額…。(ここから値引き交渉が始まるわけですが…)
安いところはもっと安いんだろうけど、実はカワサキってそんなに値引きが期待できないメーカーらしい。だいたい逆輸入車の乗り出し価格は定価+10万〜12万円としたところだそうで、この見積りでもそんなもんかなというところ。
値引きが期待できないからいろいろ付けてもらったりサービスしてもらったり…を期待することになる。
今回、サービスで付いてきたのは以下。
- メーカー2年保証+1年=3年保証(3年目は10万円分まで)
- U字ロック
- バイクカバー(持ってるけどこの際新しくしてやるか)
- ETC移設工事(ZRX1100についてるやつを乗せ換える)
- 初年度KAZE会員無料加入
…と、実はそれほど大したものではない(?)気もするが、長く付き合えそうなショップを見つけたこともあり、目をつぶった。本契約のときに頑張ってヘルメット付けてもらいたいな。
気になるZRX1100の行方
1998年式、ライムグリーン。
ZRXのライムは人気カラーで、そこそこの相場だ。外観は目立った傷なし。事故歴なし。違反歴はある(誰もそこまで聞いてない)
マフラー、バックステップ、シート交換済。
バイクの下取りは改造車よりもノーマル車の方が高く売れる。
でもこいつのネックは改造歴ではない。走行距離だ。
北は北海道、南は鹿児島まで、学生の頃から走り回った。今年の7月には能登半島〜会津磐梯〜房総半島を駆け巡る2400kmのツーリングも敢行した。いま、オドメータは57300kmを刻んでいる。これだと、値段がつかない。
希望額20万円。機械的には何の問題もなく、バイクのエンジンって10万キロくらい余裕でもつようにできている。案外丈夫なのだ。でも買う側からすると、2万キロを超えると一気に値下がりする。ましてや57000キロだ。20万つけば良い方だ、くらいのもの。
オークション業者に依頼し、できるだけ適正な価格で下取ってもらう方向で話が進んだ。
まとめ。そして納期は?
一目惚れに近い感じでNinja1000の存在を知り、だんだん乗り換える案が現実味を帯びてきて、大きな買い物だし悩んだりもしたが、熟慮重ねて1週間、ついに予約した。仮見積や下取り相場は決して満足行くものではないが、お金にはならない価値があるはず。
でも予約したことで、もうあとは一直線に進むだけ。いかん、にやにやが止まらない。楽しみで仕方ない。5年間付き添った12年も前のバイクから、最新のバイクに乗り換えるとなると、やっぱりちゃんと曲がるんだろうな。オイル滲みとか無いんだろうな。2011年の間はどこのSAやPA、バイク関連イベントの駐輪場でも注目のマトなんだろうな。そして新車だし、丁寧に綺麗にカッコよく乗って、乗り続けて、中古でも値段が付かなくなるくらい付き合おう。
そして気になるもう一つのポイント。納期は1月くらいになりそうだ。
正式には12月1日から販売開始。ショップにバイクが来るのが早くても12月1日以降。そこから検査とか登録とかで、結局納車は年明け早々くらい。1月には手に入ることになる。
1月は慶弔あって土日はそんなに時間がなさそうだけど、今から楽しみでしかたない。そしてビッグバイクの面白さを教えてくれたZRX1100に感謝しつつ、ツーリングの想い出とこれからのバイクライフに思いを馳せる晩秋の夜長であった。