Chinese Democracy / Guns N' Roses : 本当に出ました。
- アーティスト: ガンズ・アンド・ローゼス
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)
- 発売日: 2008/11/22
- メディア: CD
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LAメタルの雄、ガンズ。前に出たアルバムが1991年で、僕はまだメタルに興味も持ってないような時代。それから権利闘争やらゴタゴタが続き、今年こそ出る!と言われながらなかなか発表されず、このまま未完成なのかなあという雰囲気も漂わせていたGuns N' Rosesの新アルバムがついに出た。
Guns N' Rosesというバンド名はAxl Rose(と英語表記するよりも、アクセル・ローズとカタカナで書いた方が彼の場合しっくりくるのは何故だ)という一個人が持つということが法廷闘争の末に決まった以上、もし彼がソロアルバムを作ったとしてもそこにはGuns 'N Rosesという名前で出すんだろうなあというのが一般的な見解(と思ってる)。
で、本作はガンズというバンドのアルバムなのかアクセルのソロアルバムなのか、という観点でレビューしたり解説したりして、「やっぱりガンズだ!」という人もいれば「いやいや、ただのアクセルのソロアルバムに過ぎない」という人もいる。感想は人それぞれだけど、熱烈なファンなら「待たせやがって…」と思ったことだろう。
僕はさほど熱烈なファンということでもなく、持ってるアルバムは1枚、しかもベスト盤だけだし、そんなに語るほどの知識もないんだけど、と前置きしといてレビューしてみる。
アルバムジャケットとブックレット
「民主」。アメリカ人なら「Other language in other world」として不思議な記号というニュアンスをかもしつつ、うまいことChinese Democracyを表してると見れるんだろうけど、漢字も扱う日本人からすればちょっと拍子抜け。Triviumの「将軍」と同じように見えてしまう。ということでマイナス評価。
この曲が好き
#7「Catcher In The Rye」が好き。アルバムタイトル曲の#1「Chinese Democracy」も良いけれど。
まとめ
話題性としては2008年音楽界最大。それなりに期待もするし、そんなに熱烈ではない僕でも「メタル好きを公言するなら買って聴いてみよう」と思ってしまったアルバムだ。ベスト盤はスタジオアルバムとは性格の違うものなので一概に比べることはできないけれど、ちょっと雰囲気が違う。さすがに17年も練り込んだ(練り込み続けたわけではないだろうけれど)だけあって、音の幅も広い。飽きずに聴けそうなアルバムで、ジャケットとブックレット以外は名作。