態度が悪いから不合格にしました→学校陳謝

服装、態度で22人不合格 成績は合格圏内

(時事通信) 10月28日(火) 18:30:17
 神奈川県教育委員会は28日、県立神田高校(平塚市)で2004、05、07年度に行われた入学試験で、内申書、学力試験、面接の総合的な成績順位は合格圏内に入っていたのに、願書受け付け時の服装、態度などが悪く入学後の生徒指導が困難と判断した受験者22人を、選考基準に従わず不合格にしていたと発表した。

 県教委は、受験者、保護者の希望があれば入学させることも検討する。

 記者会見で渕野辰雄校長は、「先生方の生徒指導の負担軽減とまじめな子をとっていきたいという思いだけだった。大変申し訳なく思っている」と陳謝した。 

なぜ学校が謝らねばならんのだ。
通ってやってもいいですよ?というつもりで入学する奴らはいらないし、そもそも高校は義務教育ではない。親が子どもを学校に通わせる義務があるのは中学までのこと。義務ではない高校というところにわざわざ行くのだ。その願書を出すときくらい、幼稚園児じゃないんだから、ちゃんとした態度で学校に行くべきだろう。高校は門前払いして当然だ。

件の中ほどに、「県教委は、受験者、保護者の希望があれば入学させることも検討する」とある。この件の一番の問題箇所はここだと思う。

県教委はそこまで権力があるのか。文面では、保護者から「なぜウチの子は成績が良いのに落とされたのか」とクレームあって県教委が発表に踏み切ったわけではなさそうだ。

学校は無視? 学校の判断が間違ってたと断定するのか。

「入学させることも検討する」とあるが、この学校の受験要項を見てみたい。ひょっとしたら品行方正とかそんなコトバが入っていたりして。


まとめると、この件は神奈川県教育委員会というバカ県教委の以下2点の愚行によるのではないか。

  1. 現場を無視しての決定
  2. 成績だけで判断

教育は現場で起きている!と織田裕二が言ったかどうかは知らないが、学校側の言い分をもっと聞くべきではないか。

そして、成績だけで合否を判断せよ、と言ってるようなものである。成績によらず、個性あればその個性は伸ばすべきだ。逆に、成績が良くても態度が悪ければ社会に出てやっていけない。だいたい態度とかそういうのは高校で習うものではなく、15歳にもなればそれなりの礼儀が弁えておくべきもの。高校は幼稚園の延長の延長の延長ではないだよ。